県立綾瀬西高校ボウリング部(山崎義昌顧問)に所属する崎山穂花さんと濱崎りりあさん(ともに3年)が3月14日から愛知県の稲沢グランドボウルで開かれる第61回全日本選手権大会に出場する。2人は「高校生として最後の大会。上位をめざす」と意気込む。
同大会は、公益財団法人全日本ボウリング協会の主催で、毎年3月に"最高峰"の位置づけで開かれている。
実業団や大学生、高校生など各カテゴリーから選抜された選手だけで選考会を実施。2人は昨年12月10日と17日の県予選で18ゲームを行い、崎山さんが合計スコア3805で優勝、濱崎さんは3770で2位となり、揃って同大会の出場権を獲得した。
崎山さんは川崎市のタチバナボウル、濱崎さんは大和市の桜ヶ丘ボウリングセンターのクラブチームにそれぞれ所属。大会に向け練習を積んでおり、「互いにライバルであり、仲間として切磋琢磨してきた間柄。良い結果を残したい」と言葉を揃えた。
2度の全国優勝
横浜市立十日市場中学出身の崎山さんと同原中学出身の濱崎さんは、全国高等学校対抗ボウリング選手権の3連覇を目標に進路を合わせた。綾瀬西高校には常設のボウリング部はないが、学外での活動に協力的なため、進学先に選んだという。
同選手権は、2人チーム戦で日本一を争う「ボウリングの甲子園」として行われているもの。2人は優勝と準優勝の実績を持ち、昨年12月の同選手権で2年ぶり2度目の優勝を果たしている。
崎山さんは「3連覇は叶わなかったが、絶対優勝するという覚悟で挑んだ大会で結果を残せて嬉しい」と声を弾ませた。
卒業後、崎山さんはプロテストを受けるといい、濱崎さんは日本代表の活動に専念する予定だという。
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