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セラピー犬知って 福祉会館でNPO法人が親子教室

公開:2012年6月15日

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緊張しながら一緒に歩いた
緊張しながら一緒に歩いた

 福祉会館でこのほどセラピー犬について親子で学ぶ教室が開かれた。犬との触れ合いで生まれる癒しなどのさまざまな効果が近年注目を集めており、介護施設や障がい者施設、病院などへの訪問が増えている。

 動物と触れ合うことでストレスを軽減させたり精神的な健康を回復させることを目的に行われる活動「アニマルセラピー」。その目的は大きくわけて3つに分類され、動物と触れ合うことから得られる精神的な癒しで、生活の質の向上や心身の健康回復を目的とする動物介在活動が一般にアニマルセラピーと呼ばれている。ほかにも医療の現場で専門的な治療行為として行われる動物介在療法。さらに小学校などに動物とともに訪れ、子どもたちに命の大切さを学んでもらう教育活動がある。

起源は古代ローマ帝国時代

 この考え方は欧米諸国で広がりを見せ、その歴史は古く古代ローマ帝国時代にまでさかのぼるといわれる。日本では1986年に(社)日本動物病院福祉協会が「人と動物のふれあい活動」を始めた。

 セラピー犬はアニマルセラピーの一種で、この日は「犬を飼う前に犬のことをもっと知りたい」「犬と触れ合いたい」と応募した子どもとその保護者らあわせて60人ほどが参加。

 NPO法人日本アニマルセラピー協会(高松雅行理事長)に所属するセラピストがスタンダードプードルやゴールデンレトリバー、チワワなどの特別な訓練を受けたセラピー犬を連れて講師を務めた。

 参加した子どもたちは、セラピー犬の説明や犬の触り方、一緒に歩く時の注意、リードの持ち方などを教わり実際に体験。自身の体より大きなセラピー犬と緊張した表情で歩く場面も見られた。

 講習を終え参加証が授与され、姉妹で参加した石川裕比奈さん(杉久保小5年)は「犬がちゃんと目を見てくれた。犬を知ることができたので飼う時の参考にしたい」と話し、妹の愛珠さん(同2年)は吠えないで歩いてくれてよかった」と話していた。

高校生も活躍

 講師として参加した常盤千尋さん(中央農高2年)はセラピストの母親と活動を共にするうちに興味を持ちジュニアセラピストに。現在は母親らセラピストとともに介護施設や病院を訪問しているという。

 「お年寄りが初めは固かった表情が次第に緩んでいくのがうれしい。帰り際に涙を流すお年寄りもいる。もっとセラピストとして勉強し皆に笑顔を届けたい」と話していた。
 

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