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通勤時「二輪事故」を防げ 地元企業の取組み、話題に

社会

公開:2015年8月21日

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原動機付き自転車では体験する機会の少ない「一本橋」に挑む参加者
原動機付き自転車では体験する機会の少ない「一本橋」に挑む参加者

 市内上郷に本社を構える「自動車部品工業株式会社」が先月、海老名ドライバーズスクールで「自動二輪車安全運転講習」を実施した。

 マイカー通勤をしている社員を対象とした同様の講習を行う企業は多いが、バイク通勤を想定したこうした安全教育に対する需要も増えつつあるのだとか。その詳細を聞いてみた。

費用は企業が負担

 教習所の休校日を利用して行われたこの取組みに参加したのは、通勤バイカー13人。地元に本社と工場があり約800人の従業員を抱える同社では通勤に二輪車を利用する人も多く、安全教育の一環として3年前からこの教習をスタート。自由参加ではなく、バイク通勤を申請している人は受講必須で、通常業務の一環として費用もすべて会社側が負担しているという。

「基本」を再確認

 午前9時からお昼頃まで実施された講習の中で、参加者は自身の通勤用バイクをそのまま持ち込んだり、教習所の用意した二輪車に跨り、練習用コースを走行。

 殆どの参加者にとって数年から数十年ぶりとなる教習所での運転にやや緊張気味ながらも「八の字」や「スラローム」といった走行で基本の大切さを再確認していた。また一般的な免許取得用のカリキュラムでは含まれる事は珍しい「原付による一本橋」では、慣れない車体の動きに四苦八苦する場面も。さらに二輪車用の運転シミュレータ=写真右=を使用したプログラムでは、様々なシチュエーションに応じた安全運転指導も行われ皆、真剣な表情で教官の話に聞き入っていた。

 同社総務部の南宏滋課長は「講習を実施するようになって、社員による二輪車事故は明らかに減りました」と、その成果を強調。3回の実施を経てバイク通勤の社員の受講はほぼ一巡したことから「今後は四輪車講習も拡充していければ」と今後の展望を話していた。

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