海老名・座間・綾瀬版
公開：2016年3月4日
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曲を制作した２人
中央農業高校３年の砂山就将（なりまさ）さんが卒業式に向け、オリジナルの卒業歌を作詞・作曲した。伴奏を務めたのは日吉マミさん（３年）。
砂山さんはまず、３年生に歌詞のキーワードを呼び掛け、集めた。歌詞には「未来へ向かう」のテーマに加え、農業高校らしく「命や種」を取り入れている。
その後メロディを付け、合唱団を結成し動画サイト「ユーチューブ」に曲を投稿。生徒らがいつでも練習できる環境を整えた。メロディや伴奏は改良を加えるなどし、約１か月で曲は完成した。
迎えた３月１日の本番は卒業生らが大合唱。涙を拭う生徒の姿も見られた。
砂山さんは「自分たちが作った曲を初めて歌ってくれた時は、何とも言えない嬉しさや達成感を得られた。作曲には苦労もありましたが、自分のレベルアップにつながり、貴重な経験になった」と話した。
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