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13m四方の凧を大空へ 200年以上続く伝統行事

文化

公開:2018年5月4日

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 かながわのまつり50選に選ばれている座間の伝統行事「座間市大凧まつり」=写真=が5月4日(金)・5日(土)、座架依橋上流の相模川グラウンドで開催される。時間は午前10時から午後4時まで。主催は座間市大凧まつり実行委員会(近藤昭夫実行委員長)。観覧無料。当日は相武台前駅からシャトルバスが運行されている。

 約13m四方、重さ1tもの大凧が大空を舞うこのまつりは、200年以上の歴史を誇るイベント。江戸時代の文化・文政年間(1804年〜1830年)の頃に男児の初節句を祝い、健やかな成長を願って始まった。江戸時代後期には3〜4m四方の大きさの凧を、各家庭で作っていたが、時代が進むにつれて次第に大きくなり、明治時代中期に畳102畳分に相当する現在の大きさになった。

 この伝統を受け継いでいるのが、市民有志で構成される「座間市大凧保存会」だ。例年、2月頃から制作を始める同会。約150本の竹を使う「骨組み」、専用の手すき和紙250枚を使用する「紙張り」、市内の児童らと共に行う「文字書き」、凧にひもをつける「糸目つけ」を経て、まつり当日に骨組みに紙を張り付けて大凧は完成する。

昼花火も

 大凧の掲揚は午前11時半から。相模川グラウンドの凧揚げ会場(上記マップ参照)で行われる。今年は開会式終了後、秋田県大仙市の協力で昼花火を打ち上げ(4日午前9時頃)。また、市内中学6校の一間凧が初めて出そろい、掲揚を行う(5日11時)。子ども力士が熱戦を繰り広げる「わんぱく相撲座間場所(4日)」や、在日米陸軍軍楽隊による演奏(両日)など、催し多数。

 問合せは同委員会事務局【電話】046・252・7604へ。

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