海老名・座間・綾瀬版
公開：2018年10月26日
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園内のカワラノギク（写真は以前）
国の絶滅危惧種に指定されている野菊の一種・カワラノギクのお花見会が11月４日（日）に相模三川公園内の上郷河原野菊圃場で開催される。時間は午前11時からで、参加費無料。
カワラノギクはキク科の二年草。高さ50cm〜70cmほどで、10月中旬から12月頃に花を咲かせる。ごく一部の川流域などでしか自生が確認されていない、希少な植物だ。
この催しを主催するのは、同植物の保護活動を行っている市民団体「カワラノギクを守る会」。カワラノギクは１９９６年まで園内でも自生が確認されていたが、洪水の影響を受けてすべて流失。この地でもう一度咲かせようと、同会が２０１２年に圃場の新設整備と種まきを行い、以来その保全に努めてきた。
同会によると、今のところ開花は確認されていないものの、小さな蕾を持ち始めてきたところだという。
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