神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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「行動変容」に希望を デスク・レポート

社会

公開:2020年4月17日

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 ▼4月8日の緊急事態宣言からきょうで10日目、新型コロナウイルスの影響で目に見えない疲れが溜まっているのではなかろうか。特措法に基づく緊急事態措置が神奈川県から示され、5月6日までの外出自粛、施設の使用停止、密集状態での屋内外のイベントやパーティーの自粛などが県民に要請された。3月からの学校休業は延長され、県関係の催事や県民利用施設の休止は8月末まで続く見通しで、地域社会や経済への影響は計り知れない。

 ▼緊急事態宣言は、集団感染(クラスター)の連鎖による爆発的患者急増(オーバーシュート)を絶ち医療崩壊を防ぐことが最大の眼目といえよう。厚生労働省は「クラスターの発生を防止することが重要」とし、2月25日に同省が設置したクラスター対策班の押谷仁東北大学大学院教授はツイッターで「3密の環境にあるホットスポットに行きさえしなければ、東京や大阪で普通の生活をしていて感染するリスクは非常に低い」との見解を示した。このように密集・密閉・密接の「3密を避ける行動変容」が強く求められている。

 ▼感染の危機は県央地域にも潜むなか、私たちは、都市封鎖ではなく、社会機能を保ちながら段階的に接触者を減らす今回の感染症対策を正しく理解する必要がある。地域社会を構成する私達一人ひとりが1日に10人と会っていた行動を2人にまで減らし3密を避ける行動をとれば、この騒ぎは早期終息に向かうとされている。そうして新たな試練を乗り越えた地域は持続可能な姿となり、私たちに恩恵をもたらしてくれるはずだ。

 ▼外出や営業の自粛で企業の業績が悪化し店舗の売上が激減している。月末を控えた店主からは家賃やローン返済、給料などの支払いに窮する声が絶え間なく聞こえ、3月から続く学校の休業では子どもの健康と学習、保護者の負担、学童保育の疲弊など懸念材料が尽きない。国の感染症対策と経済対策には様々な声もあろうが、今は「行動変容」に希望を見出し、地域で実践することが重要ではないだろうか。

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