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座間市立相模が丘小 募金と寄せ書きでエール 「さくら亭」焼失うけ即行動

コミュニティ社会

公開:2021年3月26日

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児童会のメンバーと宮下校長(右上)
児童会のメンバーと宮下校長(右上)

 相模が丘の市民交流サロン「さくら亭」が2月に火災で焼失したことをうけ、相模が丘小学校(宮下美江子校長)の児童会が自発的に募金を行い、寄せ書きとともに寄付した。

 さくら亭は相模が丘小学区内にあり「さくら百華の道」を管理するNPO法人の現地連絡所だった。児童は花植えに参加したり、NPOが総合学習の講師となったりと、日頃から交流が行われていた。NPOの母体で、地域事業を行う新生さくら道の会(石川正治会長)ともイベントを通じて深い交流があった。

 火災は2月23日未明に発生。その日に児童会が緊急の委員会を開いて話し合い、募金、寄せ書き、4月に行われる「夜桜ライトアップ」のポスター制作の3つを行うことにした。宮下校長は「児童には地域への愛着があり、さくら亭にかかわる皆さんを応援したいという気持ちがとても強かった」と振り返る。

 募金は3月10日から12日の3日間で教職員や保護者の支援も加え15万2700円が集まった。寄せ書きは桜の花をかたどった紙に書き込んで幹が描かれた台紙に貼り、ポスターは各クラスの代表が1週間で仕上げた。

 3月17日に石川会長とNPOの清野理事長に募金と寄せ書きを手渡した。児童の一人は「自分たちで何ができるか考えた。頑張ってほしい」と話した。思いを受けて石川会長は「日頃接している児童の行動に心打たれた」と感心していた。寄せ書きは相模が丘コミセンに掲示し、募金の活用先は今後検討する。

 夜桜ライトアップは、例年開催しているさくらまつりの縮小企画として初めて行われる。4月3日から9日の午後6時から8時。さくらまつりの実行委員長でもある石川会長は「開花が早く心配だが、地域を元気づけたい」と前を向いた。
 

寄せ書きを眺める石川会長
寄せ書きを眺める石川会長

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