海老名・座間・綾瀬版
公開：2022年3月4日
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イベントの運営に参加する学生と事務局の職員（右）
綾瀬市内のロケ地や史跡など巡る周遊型イベント「びゅ〜っとあやせ」が２月から３月13日まで開催されている。その運営で、コロナ禍の大学生が存在感を示している。
ロケ地や史跡、公園、町工場、飲食店など綾瀬市内の見どころを巡りスタンプを集めるこのイベントは、公共施設などで配布されているガイドマップに沿ってサイクリングで各地を巡る催し。綾瀬市の商業観光事業として毎年開催され、今年で９回目になる。
従来は綾瀬市役所を発着点に自転車で１日かけて周遊する内容だったが、昨年は新型コロナの感染拡大で中止。今年は密回避のため１カ月間の長丁場で開催し、自転車に限らず車や徒歩でも参加できるようにした。
チェックポイントは全部で50を超え、それぞれに魅力があるため「ＳＮＳ」による発信強化が以前からの課題だった。
市と共にイベントを運営する「あやせプロモーションクラブ」で広報を担当する丸田浩明さんは「若い学生さんが運営に入り活気が出た。イベントホームページやＳＮＳがパワーアップした」と、学生の参加を歓迎している。
イベントの運営に参加したのは松蔭大学の地域活性化サークル「ＬＹＮＸ（リンクス）」のメンバー13人と、東海大学２年の藤嶋和音さん（20）ら地元の学生市民。藤嶋さんがイベント情報をまとめて発信する専用ホームページを作り、松蔭大の学生がツイッターやインスタグラムなどＳＮＳでの発信を担い、参加店との調整にもあたった。
リンクスの代表で松蔭大３年の下澤祐希さんは「コロナ禍で大学生活に不安があるなか、企画段階から参加できてやりがいを感じた。別のイベントにも参加する計画もあり今後も綾瀬の活性化に参加していきたい」と話している。
イベントは現在開催中で３月13日（日）が最終日。参加方法などの問い合わせは綾瀬市商業観光課【電話】０４６７・７０・５６８５へ。
イベントホームページ
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