海老名市国分北在住の松田寿夏さんが3月23日に東京で行われた「第38回オール関東ジュニアボウリングトーナメント」で優勝した。さらに2ゲーム目で220点を記録し、最高スコアを出した選手に贈られる「ハイゲーム賞」も受賞した。
この大会は関東地区ボウリング連合の主催で、関東1都7県と長野県の小学4年生から6年生の男女80人が参加した。松田さんが出場した小学校女子は21人が出場し、6ゲームの総合得点で順位を競った。
1ゲーム目は緊張により本来の調子が出ずに174点と出遅れたが、2ゲーム目で即座に修正。部門最高スコアの220点を記録し、勢いに乗った。その後のゲームは190点台のスコアを連発。最終ゲームで少しスコアを落としたものの、1度もトップの座を譲ることなく2位の選手に11点差をつけて頂点に立った。松田さんは「優勝と個人ハイゲーム賞も取れて嬉しかった」と大会を振り返った。
松田さんは、プロをめざしている9歳上の姉の背中に憧れて小学3年からボウリングを始めた。週3回、伊勢原市内のボウリング場に通い練習を重ね、1日に7、8ゲームを投じて腕を磨いている。松田さんが投じるボールはスピンが強く、ピンを弾いてストライクを取るのが持ち味。最高スコアは267点で、平均スコアは200点の腕前だという。
この春から今泉中学校に入学した松田さんは、5月に始まる「文部科学大臣杯第48回全日本中学ボウリング選手権大会」の予選が控えており、「目標は優勝だけど、まずは予選通過を目指して頑張りたい」と意気込んでいた。
日常生活ではイラストを描くことが好きで、中学校では美術部に入る予定だという。将来の夢は「中学校卒業と同時にプロテストを受けて、最年少プロボウラーになりたい。イラストを描くことも続けて、プロボウラー兼イラストレーターになるのが目標です」と語っていた。
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