大谷中学校の男子バスケットボール部が6月2日と3日、9日の3日間で開催された「県中学生バスケットボール選手権大会」で準優勝に輝いた。県央地区を制した、背の高さを活かした攻守戦略と持ち味のチームプレーで、予選を勝ち抜いてきた強豪を次々に撃破した。
同大会は、県内を8地域に分け4月に行われた春季大会で、各ブロック上位2校までが出場できるもの。男子の部には各地域を勝ち抜いてきた強豪16校が参戦し、トーナメント形式で実力を競い合った。大谷中男子バスケ部は県央地区で優勝したことから、今大会の出場を決めていた。
大会初戦となった湯河原中学校(湯河原町)戦では実力の差を見せつけ、73対47で圧勝。続く2回戦の相手は前評判の高い横浜山手中華学校(横浜市)。最大のライバルと目していた同校との戦いは、攻守にわたり激しい試合となり49対38で接戦をものにした。
準決勝は鵜野森中学校(相模原市)と対戦。持ち前の攻撃力が爆発し、前半から試合の流れを掴み、終始ペースを握ったまま80対44で大勝した。
迎えた決勝は、新人大会で県制覇し、優勝候補筆頭の原中学校(横浜市)との一戦。大谷中は上背のあるメンバーが中心となり高さを活かした戦いで前半戦を33対28で優勢に進めたが、後半につれて運動量に差が出て、相手にペースを奪われ逆転を許し、54対63で準優勝に終わった。
半田峻基キャプテン(3年)は「この舞台に立つことができて嬉しかった。でも勝ちたい気持ちもあったので、夏の大会では県1位になって関東大会に出場したい」と意欲を見せる。
練習メニューは生徒が考案
大谷中の出場選手は小学生からミニバスを経験。役割を理解しプレーに活かせる頭脳とチームワークによる堅守が持ち味。練習メニューは半田キャプテンが考案しており、高校でバスケ部に所属する兄からアドバイスを受け、高校生を意識した高いレベルの練習を行っているという。今後は、今大会で課題となった体力面を強化し、夏の大会に向けて切磋琢磨する。
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