県内各地における観光客の延べ人数を調べた「平成29年神奈川県入込観光客調査」の結果がこのほど発表され、海老名市は前年と比べ5千人(+2・0%)増加したことがわかった。市民まつりをはじめとする市内の主要行事開催などが功を奏したと見られ、市内の賑わいと発展がうかがえる形となった。
同調査は毎年1月1日から12月31日までを対象期間として、横浜・川崎、三浦半島、湘南、箱根・湯河原、丹沢・大山、相模湖・相模川流域の6エリアと市町村ごとに観光施設や行事に入り込んだ延観光客数を割り出すもの。2017年の県全体としては前年比1042万人増の推計2億69万人を記録しており、初の2億人突破と2年ぶりの過去最高記録更新となっている。
海老名市には、1年間で昨年と比べ5千人増の25万1993人が来訪。内訳としては市内最大の催し「えびな市民まつり」が15万3千人と最も多く、さらに海老名商工会議所主催の「商工フェア」が3万5千人、JAさがみ海老名地区運営委員会主催の「ふれあい農業まつり」が2万8千人と市内主要イベントが続いている。また、この年は隔年開催の「えびな能楽(薪能)」も実施され野村萬斎氏や観世銕之丞氏が公演したことも影響したものと見られる。
今後は21年春に小田急電鉄(株)による初の博物館施設「ロマンスカーミュージアム」開業のほか、市内に新たな宿泊施設が設けられる予定となっていることなどから、さらなるまちの賑わいとともに観光客増が期待される。
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