2018年中の火災・救急・救助の災害概要(速報値)を、市消防本部が1月11日に発表した。救急出動件数は7000件を超え、搬送人員とともに過去最多となった。まちの進展と社会の高齢化により、今後も救急需要の増加が見込まれる。
2018年中の救急出動件数は前年比468件増の7294件、さらに搬送人員も前年比362人増の6762人で過去最多を記録した。
出動内容は「急病」「一般負傷」「交通事故」「その他」の4項目で、その内急病が65%と最も多く、交通事故のみ前年より減少。また、搬送人員は65歳以上の高齢者が最多で、前年比234人増の3541人と搬送者全体の52%を占め、入院を必要としない「軽症者」が3316人と前年より400人増となった。
火災・救助
火災件数は21件で、前年比の13件減少。「建物火災」が最も多い10件で、火災による死者は前年に続き0人だった。出火原因は「放火(疑いを含む)」が最も多く8件を占めた。
救助件数は前年比46件増の110件で、救助人員は1人減の32人。この内「その他」が42件と最も多く、次いで「交通事故」23件、「火災」14件となった。
市消防本部は「最近、軽い症状での救急車利用が増えている。緊急性の高い方のために、119番通報する前に救急車が必要か、自家用車などは利用できるか考えてもらいたい」と適正利用を呼び掛けている。
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