市園芸協会苺部会(宮嵜隆雄会長)が生産・共同販売している「海老名いちご」が1月24日、64品目105登録品目となる「かながわブランド」に新規登録された。宮嵜会長は「市内では、海老名のイチゴは認知されつつあるが、県内他市や県外ではまだまだ知られていない。これを機にPRの幅を広げられれば」と話した。
12月から3月まで共同販売を実施し、県内第1位の市場出荷量を誇っている「海老名いちご」。他の先駆けとなる1930年代から市内で栽培が始まり、「かながわの名産100選」にも選ばれている。また、イチゴを使ったシャンプーなど地元企業との関連商品の共同開発や、市のイメージキャラクター”えび〜にゃ”とのコラボ企画など、地域と連携した取り組みを行っている。
「かながわブランド」となる条件は、消費者ニーズに対応した生産と販売を組織的に取り組んでいる点や、消費者にアピールできる安全性と商品としての特徴がある等の基準がある。生産者団体と県で構成される「かながわブランド振興協議会」が1月16日と24日に第1・2次審査を行い、「海老名いちご」はこれを通過し、新たな箔を付けた。
宮嵜会長は「移動距離が少なくて済むため、より完熟で格別な甘さを出せるのは”地場産”ならでは。他産地とは違う直送の美味しいイチゴを皆さんに味わってもらいたい」と生産者の思いを語った。
販売はJAさがみグリーンセンター(大谷246・【電話】046・234・0080)や、海老名駅前農産物直売所(中央1の1105の4・【電話】046・234・5310)、各農家の直売所などでも行われている。
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