神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2015年3月12日 エリアトップへ

被災地への支援を続けるアトリエハートインハンドの代表を務める 鈴木 ルミ子さん 戸塚町在住 48歳

公開:2015年3月12日

  • LINE
  • hatena

思いよ届け、被災地へ

 ○…「2011年、被災地を訪れた時は想像を絶する光景を目の当たりにして深いショックに包まれた」。当時を思い出し顔を強張らせる。最初にボランティアとして訪れたのは震災が起きて間もなくの事だった。代表を務めるアトリエハートインハンドで刺繍の講師を務め、生徒を約30人抱える。自宅の一部屋を貸出し、ほかの講師を招いての授業も行う。そこで自ら作った刺繍の作品を売るなどした収入で被災地に支援をするほか、自ら被災地に出向いて紙バンド手芸を教えたり、手芸の道具を全国から募って被災地に届ける。「このような活動が(被災者の)心のよりどころになれば」とにっこりほほ笑む。

 ○…初めて被災地を訪れたのが2011年の4月。5月からは現地で東北支援アトリエハートインハンドを立ち上げて本格的な支援を始めた。小学校3年のころ、「昔から母が編み物をしており、その影響もあって自分も始めた」のが手芸との出会い。さらにミシンを買ってもらった事で、手芸に対する思いに拍車がかかった。その後、次第に手芸から離れていった時期もあったが、約20年前、姉の子に編み物を編んであげるうちに、思いが再燃。作品の写真が本に掲載される喜びも味わい、ますますのめり込んだ。

 ○…「趣味は仕事」と笑うが、音楽を聴くことも大好きだ。小田和正さんのライブに行ったりすると元気をもらえるそう。好きな言葉は「適当」。適度に力を抜いて、無理をしない程度にがんばる事をモットーにしている。それ以外にも「夢を持つことで希望を見出す」事も大切にしている。

 ○…講師を務めていて大変なことは、「常に高い意識をもって生徒たちの立場になって考えて、教える事」。今後も自ら売り込みにいくのではなく「周囲の共感してくださった方が自然と集まって協力してくれた」という、これまで通りに支援を行う。思いは高く、届け被災地へ。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

永吉 和弘さん

この春から戸塚警察署署長に着任した

永吉 和弘さん

戸塚町在勤 54歳

4月18日

小山内 章さん

この春から泉警察署の署長に着任した

小山内 章さん

泉区和泉町在勤 54歳

4月11日

原 恒夫さん

さくらプラザでモザイクアートの40回目記念展示を行う

原 恒夫さん

戸塚区戸塚町在住 84歳

4月4日

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook