神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2012年4月26日 エリアトップへ

EVタクシー普及へ実験 東部病院に共用のりば

社会

公開:2012年4月26日

  • LINE
  • hatena
優先配車されるEVタクシー(済生会横浜市東部病院で)。期間中は区内タクシー会社2社の計6台をなるべく集中させる方向
優先配車されるEVタクシー(済生会横浜市東部病院で)。期間中は区内タクシー会社2社の計6台をなるべく集中させる方向

 EV(電気自動車)タクシーの普及を目的に、済生会横浜市東部病院で4月18日、全国で初めてとなるEVタクシーと従来のタクシーを交互に配車するシェア乗り場の実証実験が始まった。

 実験は、神奈川県や横浜市、県タクシー協会、日産自動車などが協力し実施するもの。タクシー利用が多く、区内にEVタクシーを導入している東宝タクシーと日野交通の2社があることなどから東部病院が選ばれた。実験前7台あった待機所の2台分をEV専用として変更。7月20日まで継続し、利用者やドライバーへのアンケートなどから有効性を図る。

導入のハードル高く

 県内のEVタクシーは計53台と、県が掲げる目標100台の半数にとどまっている。EVは環境性に優れ、電気代が安いなどメリットがある反面、1回30分程度の充電が日に2回から3回必要となり、営業ロスが大きいなどのデメリットもある。そのため、タクシー業界への普及が進んでいないのが現状だ。

 東宝タクシーの大野慶太専務は、「航続距離も短く、通常の流しは厳しい。だが、静かで良いなど、利用者の評判はいいので、多くの人がEVに触れるきっかけになれば」と話す。

 また、県蓄電推進課は、「普及にはタクシーの台数増加が不可欠。今回の実験で利用者の声を集めたり、短距離でのEVの有用性を広めるなど、業界、利用者双方に良い取り組みになれば」と普及への第一歩に期待をかけている。
 

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook