神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2012年9月27日 エリアトップへ

鶴見の伝統芸能が一堂に 13日に初の郷土フェス

文化

公開:2012年9月27日

  • LINE
  • hatena
毎年4月29日に行われる田祭り=写真上=と6月の第一日曜に開かれる蛇も蚊も(いずれも過去の様子)
毎年4月29日に行われる田祭り=写真上=と6月の第一日曜に開かれる蛇も蚊も(いずれも過去の様子)

 鶴見で受け継がれる郷土芸能が一堂に会す、「つるみ郷土芸能フェスティバル」が10月13日、鶴見区民文化センターサルビアホールで開催される。歴史ある郷土文化が集まるイベントは初の試みで、関係者は「郷土愛を醸成する機会になれば」と意気込む。

 フェスティバルは、鶴見区文化協会が主催し、第33回鶴見区民文化祭協賛事業として行われる。今年5月ごろ、本宮地区の「蛇も蚊も保存会」の石川建治会長が発案。文化協会などが各所に働きかけ実現した。

 同会メンバーによれば、鶴見で地元の伝統芸能がその土地を離れて一堂に会すのは初めてだという。

古くは鎌倉から

 今回、出演するのは、古くは鎌倉時代や江戸時代から伝わる鶴見の伝統芸能。江戸から今に伝わる「生麦囃子」、茅で編まれた約20mの大蛇を担ぎ、悪疫退散・豊作豊漁を祈願する「蛇も蚊も」、伝統的な歌謡の「生麦甚句」、矢向の日枝神社に伝わる能や歌舞伎に似た舞である「郷神楽」、稲作の一連の所作を行い、豊作を願う「鶴見の田祭り」の5つ。ほとんどが横浜市民俗無形文化財に指定されているものだ。

 鶴見区文化協会の箸秀子さんは、「この機会に鶴見の歴史ある芸能を知り、関心があれば実際に見に行ってもらうなど、盛り立てていければ」と話す。

 また、今回は急きょ開催が決まったこともあり、出演を見送られた団体もあったという。箸さんは「まだまだ知らない伝統芸能はあるはず。自薦他薦問わず、もっと色々なところを集めていきたい」と次回への抱負も語っていた。

 開場午後1時30分、開演午後2時。チケット500円(小中学生以下200円)。販売はサルビアホール、鶴見区文化協会ほか。(問)同協会【電話】045・582・0881(受付(火)〜(金)午前10時〜午後4時)
 

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook