より良い経営者を目ざす企業人が集まる団体「公益社団法人鶴見法人会」(長谷川勝一会長)がこのほど、独自で公募型の助成制度を新たに創設した。鶴見区内で地域活動を推進する団体などに対し助成金を交付するもので、12月1日から公募を開始する。同会は「鶴見のために、地道に活動している団体は多い。制度がまちの活性化につながれば」と話す。
制度は、鶴見法人会が行っている社会貢献の一環で、地域振興事業として創設。これまで同会では、主催事業の収益の一部を個別に寄付してきたが、「もっと幅広く区民を応援することで、鶴見を盛り上げたい」と事業の一つとして実現することとなった。
対象幅広く
助成対象となるのは、鶴見区内に本部を置く団体、または区内在住者によるグループ等。次年度内に実施する事業において、1団体につき1申請を受け付ける。
対象事業と経費は、いずれも営利を目的としない「講演会・各種広報啓発費用」「地域各種団体の事業費」「伝統芸能・地域特色文化活動の備品等購入費」などとなる。
助成金額は、標準として1申請につき5万円から10万円を想定。事業の内容や規模などにより異なるという。選考は、同会により行われ、2月中旬ごろに決定する。
12月1日から公募
応募について同会は、「長年地域の伝統芸能を守り続けている活動や、野球チームなどでもいい。がんばっている区民を応援できれば。まずは相談してほしい」と呼びかける。
公募期間は12月1日から来年1月末日まで。同会事務局で配布している所定の申請用紙等、書類を作成の上、直接事務局へ持参または郵送にて申し込む。申請書はホームページ【URL】http://www.tsurumi.or.jpでも入手できる。
詳細の問い合わせは、鶴見法人会事務局(鶴見区鶴見中央4の36の1ナイス第2ビル5階、【電話】045・521・2531)。
ものまねショー収益を充当
助成金は、同会の活動資金や区内企業による協賛金のほか、来年3月1日に開催するチャリティーコンサートの収益金を充てる。
制度実施初年度となる今回のコンサートは、「愛と絆♡つるみ」がテーマ。年内でものまね番組引退を表明した清水アキラさんと、息子・清水良太郎さん親子による、ものまねライブショーが開かれる。
会場はサルビアホール。チケット販売は、12月2日から開始となる。公演時間は午後2時50分からと、午後5時50分からの2回。全席指定で、3500円(A席)、4000円(S席)5000円(SS席)。乳幼児の入場は不可。
申し込み・問い合わせは同会事務局へ。
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