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取材協力 海老名総合病院 医療レポート 肺がんCT検診の重要性 渡 潤 副院長
がん死亡率が男性1位、女性2位で、海老名市でも毎年30人以上が亡くなる肺がん。CT検診で「早期発見」を訴える海老名総合病院の渡副院長に市の肺がんCT検診について聞いた。
―市の検診とは
保健相談センターで集団検診を年に20回ほど、胸部X線とタンの検査を行っています。加えて昨年からCTでの検診を始めました。今はまだ別々に受診頂いていますがいずれ通常検診に組み込んでいく方針です。
―CTで分かることは
X線と違い、身体を立体的に映すことができるため、肺がんはもちろん、肺気腫や心臓の冠動脈の石灰化などが分かることもあります。CTは、X線に比べ4〜5倍の差があるとも言われています。
―煙草を吸わない人は心配ないのですか
いいえ。特に女性に多いのですが、煙草を吸わない人も肺がんになります。原因ははっきりしていないので「自分は大丈夫」と思わず、吸う人はもちろん吸わない人も注意が必要です。
―CT検診の所要時間は
台に寝て2、3回息を15秒ほど止めるだけ。着替える時間をあわせても30分と掛かりません。「せきが出る」程度のほとんど症状がない人にも見つかることはあります。がんが進行すると手術ができなくなる場合もありますし、抗がん剤治療など入院が長引き、治療費も掛かるので、検診で早期発見を心がけてください。発見が早ければ通常の生活に戻ることができますので通常検診はもちろんCT検診も受診して頂きたいです。
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