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知っておきたい脳のお話【1】 「認知症と年齢による物忘れの違い」 取材協力/えびな脳神経外科
「人の名前が出てこない…」「物をどこに置いたか忘れてしまう…」。そんな物忘れを、もしかして認知症の前兆かもと不安に思っている人もいるのでは。今回は「認知症と年齢による物忘れの違い」について脳疾患治療の専門医・尾崎聡院長から話を聞いた。
――ずばり認知症と年齢による物忘れの違いとは。
「例えば、物をどこに置いたか忘れてしまった…とします。この場合、忘れてしまったということを本人は自覚していますよね。このように自覚症状がある時は認知症ではなく加齢による物忘れであると言えます。それに対し、認知症は物を置いたそのこと自体を忘れてしまう、つまり忘れているという自覚がないのです」
――それなら周りの人が気付く必要がありますね。認知症が疑われる時はどうすればいいでしょうか。
「なるべく早めにCTやMRIなどの画像診断ができる医療機関を受診しましょう。というもの、認知症の原因を突き止め治療することで治る場合もあるからです。『認知症は治らない』と思わず、まずは検査をして脳の状態をしっかり調べることが大切です」
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