神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2015年2月26日 エリアトップへ

開発した「惣菜そぼろ」が神奈川なでしこブランドに選ばれた 櫻井 友子さん 荏子田在住 55歳

公開:2015年2月26日

  • LINE
  • hatena

「かあちゃん」の心、食卓に

 ○…「干支は猪突猛進の亥年。その通りだってよく言われるの」。女性が開発に貢献した商品を支援する「なでしこブランド」に自社製品が認定されたほか、1月には地場産のおみやげを作るプロジェクトにも参加。開発や企画立案に奔走する日々には「地域密着でやっていきたい」という思いがある。「やりたいことができて、今が一番いい」とカラリと笑う。

 ○…家庭の食卓を豊かにしたいと、(株)さくら工房を立ち上げたのは子育てがひと段落した7年前。自身も経験してきただけに「女性が子育てしながら社会に出るのは大変なこと」と力を込める。働くママの力になりたいと、シフォンケーキを皮切りに米粉のスイーツや種類豊富なそぼろなど「作れそうだけど、ちょっとスペシャル」な製品開発に打ち込んできた。「ひと手間加えてちょっと自信を持って食卓に出せれば、お母さんも気持ちにゆとりができる。そんなお手伝いをしたい」と目を輝かせる。

 ○…生まれは兵庫県西宮市。転勤族の一家に育ち、高校の頃から神奈川へ。原点にあるのは、栄養士だった母がつくるごはんだ。肉、野菜、魚とバランスよく一品ずつ小皿に盛りつけられた彩り豊かな食卓…。だしの取り方や野菜の栄養など、お手伝いの中でさまざまなことを教わった。「専業主婦だったこともあって、全部手作りしてくれていたの」。幸せな食事の記憶があるからこそ、その大切さが心に深く刻み込まれている。「食は要。家庭の食事が豊かであれば、家族はつながっていられる」。一本通った信念は今も変わらない。

 ○…「私が私らしくいることが、自分の幸せだって言ってくれた。おかげで好きなことをさせてもらっている」と、夫への感謝を口にする。目指すは「ママ代行・駆け込み寺」をつくること。「相手の顔を見ながら販売したい。フラッと寄れて、元気になれるような場になったらいいな」。描いた夢に向かって前進する。
 

時局講演会 日本の国力を強くする

12月17日(日)青葉公会堂 ゲストは経済安全保障大臣 高市早苗

https://mitani-h.net/

<PR>

青葉区版の人物風土記最新6

武内 夏暉さん

ドラフト会議で1位指名を受け、埼玉西武ライオンズへの入団が決まった

武内 夏暉さん

國學院大學 4年

11月30日

津本 晃さん

一般社団法人みどり青色申告会の会長として活動する

津本 晃さん

緑区鴨居在住 72歳

11月16日

澤岡 泰子さん

木によるリトグラフの伝道師として寺家回廊で展示する

澤岡 泰子さん

みたけ台在住 84歳

11月9日

真栄田 美葉(みよう)さん

青葉消防団広報ソング「はたらく消防団」の作詞をし青葉区民まつりで披露する

真栄田 美葉(みよう)さん

青葉区在住 46歳

11月2日

河村(こうむら) 正人さん

(公社)2027年国際園芸博覧会協会の事務総長を務める

河村(こうむら) 正人さん

中区在勤 66歳

10月26日

吉村 秋徳さん

山内小学校の学校運営協議会で会長を務める

吉村 秋徳さん

美しが丘在住 71歳

10月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 1月5日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2023年12月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook