青葉区版 掲載号:2015年11月5日号 エリアトップへ

リニューアルした鉄小学校郷土資料館の責任者を務める 宮原 泉さん 大場町在住 54歳

掲載号:2015年11月5日号

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自ら楽しみ、人をつなげる

 ○…鉄小のPTA会長を務めていた5年前、校長(当時)の「学校と地域の連携を深めたい」との提案をきっかけに、市民団体「くろがね倶楽部」を発足。ボランティアで郷土資料館や市民図書室の管理、運営を担っている。住民が子どもたちに展示している農機具の使い方を教える体験教室などを企画中だ。「実際に触れることで、昔の生活を体感してほしい」

 ○…ボランティア活動を始めたきっかけは、自宅のリフォーム。理想の家、生活を思い描く中で「庭いじりをしているとき、子どもたちに気軽にあいさつしてもらいたい」と考えた。「そのためにも子どもたちに顔を覚えてもらおう」と、青葉区の学校支援ボランティアに加入したのが約10年前。以来、学校と地域住民をつなぐ役割を果たしつつ、郷土史の手作り紙芝居を読み聞かせるボランティアなどに携わる。「歴史や文化を知ることで、今の生活がより楽しくなる」

 ○…自身を「凝りだすととことん凝る性格」と評する。趣味のガーデニングでは、ハーブの品種を一つひとつ調べて生育後の高さや色を計算し、接する部屋との相性などを考えて庭全体をコーディネートした。夫や3人の子どもたちは興味を示さないが「勝手にやらせてくれればそれでいい」と笑顔をみせる。夫も数年後の定年退職を見据え、地域活動への参加を検討中。歴史関係など、興味がある分野に共通点は多いが「違う活動もしてくれたらなって。家でお互いに共有できるから」と心待ちにする。

 ○…いくつかのボランティア活動に参加している理由は「自分にいろんな役割があるのが楽しいから」。ただし、いくつもの役職を一人で抱え込みすぎないように、配慮も忘れない。「取り組みを持続していくためには、新しい人たちに引き継いでいかなければ」。人が集まりやすい郷土資料館という場を利用し、地域の未来のためにさまざまな立場や年代の人をつなげていく。

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