能登半島地震の復興支援フリーマーケットを鴨志田町で開催する 金子 拓也さん 美しが丘在住 53歳
出来ることからゆっくりと
○…2011年に発生した東日本大震災。「何かをしたい―」、その思いから、仲間たちと共にボランティアグループ「パッションあおば」を立ち上げた。同年夏から毎月1回、地元でボランティアを募り、石巻市などの被災地に送迎するバスを運行。その後も伊豆や千葉などの被災地でボランティア活動を継続してきた。今回の能登半島地震に対しても、復興支援として義援金を集めることを決断。鴨志田町でフリマと募金活動を2月4日に開催する。
○…生まれも育ちも鴨志田町。高校卒業後にはアメリカに留学した。帰国後は父の興した(有)金子石油を継ぐ前提で、福井県のガソリンスタンドで修行。戻ってくると、30代半ばで社長に就いた。「ガソリンはネットで購入できない数少ない商品。来店してもらうためには、地域を盛り上げる必要がある」。そこで、有志らとハロウィンイベントなどを企画。地元住民を繋ぐ憩いの場として、カフェもオープンさせた。従業員もほとんどが地元出身で、雇用創出にも一役買っている。
○…高校1年生から2歳まで、2男4女の父親でもある。夫婦共働きながら、「家事は全て妻に任せきり」と苦笑するものの、年に2回の家族旅行は欠かさないそう。長女には自身の参加するイベントで、売り子の手伝いをしてもらうことも。「接客はかなり上手いと思うよ」とにっこり。
○…今から15年前、リユース食器のレンタルなどを行うNPO法人「Waveよこはま」を設立。区内外のイベントにも積極的に参加する。法人メンバーには石川県珠洲市にゆかりがあり、知人が被災した人もいる。「イベントもボランティアも無理せず、出来ることをゆっくりやるのが継続の秘訣。まずは、地道に続けていきたい」
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