神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2013年8月22日 エリアトップへ

戸塚区民文化センター「さくらプラザ」の館長を務める 田中 啓介さん 戸塚区在住 46歳

公開:2013年8月22日

  • LINE
  • hatena

心の衣装脱ぐオアシス

 ○…足かけ4年の準備を経て、いよいよ目前に迫った戸塚区民文化センター「さくらプラザ」の開館。かつて館長を務めた栄区民文化センターでは、コンサートや舞台などの自主事業に若手を多く起用してきたが、今回はベテランや世界を股にかけて活躍するアーティストにこだわる。「戸塚は歴史ある土地。本物を集めたい」。テーマはずばり、『重厚感』だ。

 ○…幾度か開催した内覧会の参加者の数からも、新たな文化・芸術拠点に対する関心の大きさが伺えるが、「芸術に興味のある人ばかりではない。施設を利用するのは、おそらく区民の1割程度」。大切なのは、残る大多数に対して何ができるか。「魅力的なアーティストが集まる施設が自分の住む町にあれば、利用者でなくとも誇らしい気持ちをもってもらえるはず」。もちろん集客により、周辺商店街の活性化など副次的な効果も期待される。担う役割は大きいが、「すべての人に満足してもらえてこそ、初めて公共施設としての役割を果たせると思う」。

 ○…父が演劇に関わる仕事をしていたことで、幼少から身近にあった芸術の世界。当然のごとく関心を抱き、土地家屋調査の会社に勤めていたころから趣味でアマチュア劇団の演出を担当していた。「頭のなかにあるものを形として表せるのが魅力」。公演を機に縁ができた劇場への転職を経て、たどり着いた現職。帰宅後もテレビで古典芸能を観賞し、若手アーティストの発掘にCDショップを駆けまわるなど新たな企画づくりに余念がない。だが、多忙な日々も「仕事の息抜きが仕事。毎日楽しい」。

 ○…芸術鑑賞の魅力のひとつは「自分の心と作品だけになれる時間と空間」。忙しない現代社会に生きる人の心に安らぎを与えられることこそ、この仕事の醍醐味だ。劇の演出で得た教訓は「作り手が本気なら、必ず相手に伝わる」。戸塚のオアシスづくりに、本気で打ち込む。

戸塚区版の人物風土記最新6

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

金山 保さん

2023年度の神奈川県青少年育成功労者表彰を受賞した

金山 保さん

汲沢町在住 71歳

3月7日

渡辺 萩風(わたなべのしゅうふう)さん

4月から下郷小学校コミュニティハウスで「名句鑑賞集中講座」の講師を務める

渡辺 萩風(わたなべのしゅうふう)さん

(本名:渡辺 治夫)戸塚町在住 81歳

2月29日

石橋 重則さん

横浜市学校保健大会で表彰された、東汲沢小学校ひぐみ学援隊の隊長を務める

石橋 重則さん

汲沢在住 72歳

2月8日

萩原 幸雄さん

第73代(一社)横浜青年会議所の理事長に就任した

萩原 幸雄さん

栄区在住 39歳

2月1日

末延 則子さん

美容医療関連で新事業を開始した(株)ポーラメディカルの代表取締役社長を務める

末延 則子さん

柏尾町在勤 57歳

1月25日

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月8日0:00更新

  • 1月11日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook