戸塚区版 掲載号:2015年11月26日号 エリアトップへ

「JA横浜川上支店・舞岡支店の農業まつり」運営委員長をつとめた 金子 政也さん 舞岡町在住 66歳

掲載号:2015年11月26日号

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季節のように、マイペース

 ○…「売るおもちの用意やいろいろな手配、やることがいろいろあって忙しいね」と言いながら、表情はどこか楽しそう。普段はJA横浜川上支店の非常勤理事をつとめ、戸塚の中でも農業の盛んな舞岡で農園「かねこふぁ〜む」を営む。農業まつりには、JA横浜の前身、JA横浜南が開催していた祭りのころから関わってきた。「農業まつりは同じ時季に横浜の支店が一斉に行うお祭り。自分が参加するだけで精一杯だった」と今までを振り返りながら、「委員長・理事になると、他の支店と関わるようになった。横浜のあちこちで同じイベントをやっていると改めて感じられ、すごいことだなと思った」と話す。

 ○…農業まつりでは地元のシンガーソングライターと共同で制作したCDを披露するライブも企画した。このCDには、都市農業への思いを語るモノローグと、四季の歌などが入る。「何回も聴くうちに、都市農業の姿に気づいてもらえたら」とねらいを語った。「文化的なことに興味はあるけど、自分でやるのはどうも上手くいかなくて。そういうことが得意な人に発表の場など機会を作ってあげる方が性に合ってるんだよね」

 ○…自覚している性格は「偏屈でわがまま」と苦笑い。過去から今まで一貫して守っているのは孔子の人生論。18歳の時に自分の進む道を決めて、建築家に。28歳の時に独立し、38歳で父を亡くしたことから農園を継いだ。「(孔子の言葉で)五十にして天命を知るという。自分は建築家と農家としての立場を一体化させ、自分にしかできない仕事をしていこうと悟った」と当時を語る。

 ○…好きな言葉は「風」。風の持つ雰囲気と、風にまつわる言葉の両方が好きだという。「『風の便り』だったり、『風のように』と表現したり、変化を運んできてくれるイメージが好き」とのこと。四季の移り変わりを愛しながら、自分のやり方で、街中の農業という憩いの場を提供していく。

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