10周年を迎えた女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」の主将を務める 松永 美穂さん 都筑区在住 28歳
「結果がすべて」挑み続ける
○…今年8月に10周年を迎えた女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」の主将としてけん引。しかしこのコロナ禍で運営する医療法人の経営が悪化。遠征合宿費のねん出が難しくなり、選手たち主導で支援を募るクラウドファンディングに挑戦することに。「世界的に大変なときですが、ラグビーを頑張ることで少しでも皆さんの気持ちを前向きにできれば」と声を上げる。
○…小3から大学までバスケットボールに青春を捧げた。一方で自身の成長には限界を感じ、「別の競技をやってみたい」と卒業前に出会ったのがラグビー。「がむしゃらにやってきた自分にあってるかも」と社会人から競技をスタート。身長172cmという長身も生かし、たちまち頭角を現す。3年前には日本選抜として海外遠征にも参加し、「ここが人生の転機。いまの監督と出会え、基礎もしっかり教えてもらえた」。現在はハンドリング・キャッチに強みを持つプロップとして活躍しながら、「まだまだ知らないことばかり。苦手だったタックルも最近ようやく楽しいと思えるように」と成長の喜びを実感する日々だ。
○…医療従事者である両親のもとに生まれ、幼少期に横浜へ。サッカー少年の兄がアメフトに転向したことは自身がラグビーを始める要因でもあった。「兄も私も医療に興味はなく体育会系」と笑顔を見せながらも、区内看護学校で体育を教える教職員でもある。
○…好きな言葉は”挑”。ラグビーを追求、挑戦し続けていくことだと明かす。6月に終了した7人制大会の年間順位は11チーム中8位に。「スポーツは結果がすべて」と悔しさをにじませながら「いままでのままじゃダメ、進化しなくちゃ」と日本一へと挑み続ける覚悟を見せた。
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