神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2022年5月5日 エリアトップへ

大型の切り絵や水彩画、ペン画など芸術性の高い作品を生み出し続ける 大森 洋太郎さん 矢部町在住 78歳

公開:2022年5月5日

  • LINE
  • hatena

絵筆を離さず、生きがいに

 ○…さくらプラザで毎年行われている春の芸術祭での絵画出展の常連。1・8mと大型の切り絵や水墨画風の水彩画、横浜や新橋、渋谷などの風景ペン画のほか総理大臣を描くといった風刺画など、多彩な世界観が持ち味だ。幼少期から絵を描きだし、サラリーマン時代、定年退職を経て、その創作への情熱は増すばかり。「絵を描くことは生きがい。体が動くまでやるよ」とほがらかだ。

 ○…東大寺や鹿で親しまれる奈良公園そばで生まれ育ち、「友達に褒められたのもあって」と小学生のころからよく公園で絵を描いて過ごしていた。長じて百貨店の商社部門に就職すると絵から遠ざかったが、その情熱は残り続け、仕事が落ち着いた40歳頃に再び絵筆を握るように。商品買付で中国などへの海外出張も多く、空き時間に現地の風景をよくスケッチしていたという。絵はすべて自己流だが、腕前を買われて会社員時代には顧客だった食品販売店の看板を描いたことも。切り絵では毎日新聞社主催のコンクールで特別賞を受賞。横浜山手西洋館でも毎年個展を開いていたほどで描いた作品数は「覚えてないくらい」だ。

 ○…45歳のときに家族4人で関西から都内に転居。10年の社宅生活を経て選んだ住屋が戸塚区だった。定年後はボランティアにも精を出し、月に2回はまさかりが淵市民の森で美化活動に取り組む。カラオケも趣味。週1で通い、「小田純平さんが好き。絵と同じように活力の源」と笑う。

 ○…コロナ前までは毎年個展を開いていたが、この2年ほどその機会はなく、自家用車を廃車したこともあって「作品も運べないしなぁ」と残念顔。それでも「朝起きたとき絵を描こうと思う。一筆入れると意欲も湧く。それが面白い」と衰えを感じさせなかった。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

永吉 和弘さん

この春から戸塚警察署署長に着任した

永吉 和弘さん

戸塚町在勤 54歳

4月18日

小山内 章さん

この春から泉警察署の署長に着任した

小山内 章さん

泉区和泉町在勤 54歳

4月11日

原 恒夫さん

さくらプラザでモザイクアートの40回目記念展示を行う

原 恒夫さん

戸塚区戸塚町在住 84歳

4月4日

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook