横浜観光親善大使に選ばれた 増汐(ますしお) 桃菜さん 戸塚区在住 20歳
「いつもいる」横浜だから
○…横浜の魅力をPRする「横浜観光親善大使」の第14代に。生まれも育ちも横浜で、観光大使のこともよく知っていた。自分の暮らしてきた街の良いところを、自分らしさを生かしながら多くの人に発信できたらという思いで応募。市内の大学に通っており、友だちと遊ぶのも横浜だ。「新しい魅力が日々生まれている場所だと体感しているからこそ、細やかなメッセージを伝えていけたら」
○…「最初に大使に選ばれた連絡をもらった時は信じられなかった」とその時の喜びを振り返る。家族に報告後、父から教わったのは「社会人としての責任感」。初めて大使の制服に袖を通した時は、ただただ嬉しかったが、数分後にはその重みがどっと来た。今まで以上に周囲への感謝の気持ちを持つようになった。
○…大学での専攻は国際交流。海外の言語や文化などを総合的に学んでいるという。今、特に興味深さを感じている授業が「横浜学」。「新しい街に見えるけれど、緑も多く、文化や伝統も守られている」と学んだ感想を話しながら、横浜の歴史や、客観視した街の姿を勉強でき、発見も多いのだとか。南区に住んでいたが、小学生の時戸塚区に。大岡川と柏尾川の桜は毎年欠かさず見に行くという。「商店街の良さや緑の多さが生きている、それでいて進化しようと努力している街」としての戸塚の姿に横浜らしさを見出す。
○…「市長やスポンサーのあいさつ回りが始まるといつでも見られている意識」が芽生え、「たくさんの人に支えられてできる仕事で、やらせてもらえること全てが光栄」と思うように。「会った皆さんから『応援している』と言ってもらえて、その期待以上で返さねば」と使命に燃えている。学校の部活ではコントラバスを弾き、コンサートでは2、3時間立ったままでの演奏をこなしてきた。「体力と横浜愛には自信があります。親しみやすい、身近な大使になれたら」と意気込む。
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4月18日