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戸塚区版 公開:2016年12月1日 エリアトップへ

工作教室などを行う団体「mignon(ミニョン)」の代表を務める 高木 幸(みゆき)さん 前田町在住 55歳

公開:2016年12月1日

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子どもの表情をやりがいに

 ○…地域交流や多世代交流をめざし、戸塚区内で工作教室やバルーン教室を開いて3年。子どもがイベント会場で「おしごと」をして仮想紙幣をもらって楽しむイベント「ぷち*だがしや楽校」も、東戸塚地域ケアプラザと共催し、他のボランティア団体からの参加も増やしながら、地元のイベントとして定着してきた。「『ぷち』とつけて始めた企画が、ぷちとは呼べないくらいになってきた」と照れ笑い。

 ○…「地域でイベントを」と考えたきっかけは、未就学の子どもが参加できる催しを探したこと。子どもたちが地域で自分の店を開く「だがしや楽校」が横浜で行われていることを知り、興味を持った。しかし小学生限定だったり、登録者のみだったりと、理想と違った。「それなら自分たちの手で」と、周囲の母親に呼びかけ、まずは親子で店を開く経験を積もうと、地元大学の文化祭に出店することなどからはじめた。

 ○…娘が高学年になるにつれ、共に参加することも難しくなった中で「地域の人と協力して何かできないか」と思うように。フランス語でかわいいという意味を持つ「mignon」と名づけ、工作教室の企画運営を始めた。「工作をしていると、苦戦したり完成を喜んだりと子どもたちの表情がどんどん変わっていく。それを見ているのが楽しい」と嬉しそう。2年目には夢だった「だがしや楽校」を「ぷち」として開催。今月23日に行われたものには、約300人以上が訪れた。

 ○…好きな言葉は「人にやさしく」。父が亡くなる前、机に書き残していった。「こういう活動をするようになってから、特に人にしたことが自分にも返ってくる、親切の輪の広がりを感じる」と話す。はじめは、ケアプラザで活動する高齢者の団体の参加が多かったが、秋葉中や戸塚高校の生徒のボランティア団体も来るように。「『またやって』『参加したい』の声を原動力に続けていきたい」

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