神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2017年1月1日 エリアトップへ

災害時の安全確保が前進 ニッタオンライン市政報告36 緊急輸送路の空洞化調査完了 公明党横浜市会議員団 仁田まさとし

公開:2017年1月1日

  • LINE
  • hatena

 昨年11月30日から12月20日まで横浜市会第4回定例会が開かれました。

 定例会では、私が所属している建築・都市整備・道路委員会の中で路面下空洞調査に関する報告がありました。

 市内には災害時に物資や人を優先して運ぶ「緊急輸送路」が約380Kmあります。震災時に輸送路が陥没することを防ぐため、道路局は2013年度から3年間をかけて空洞化調査を集中的に行いました。調査結果によると、83カ所で空洞が見つかり、厚さ10cm未満の場所を除く63カ所の補修を実施しました。10cm未満の場所は日常のパトロールで状態を観察しています。

 道路の空洞調査は1991年度から行われていましたが、毎年数Kmの調査にとどまっていました。東日本大震災を受け、12年に公明党市会議員団は道路などの公共施設に関し、危機管理の視点からも取り組みを促進すべきと林市長に要望していました。それに応じる形で空洞化調査が集中的に行われました。

 今年度はバス通りなどの幹線道路の調査を進めています。今後も災害時の道路の安全確保に取り組み、「防災モデル都市」横浜を目指していきます。

通学路の安全対策

 昨年10月に港南区で通学路を登校中の児童が亡くなる交通事故を受け、通学路の安全対策に1億円の補正予算が計上されました。

 防護柵・路面標示の設置、路面のカラー化などの整備に4千万円、「あんしんカラーベルト」の補修費に6千万円が充てられます。

 南区内では、大岡小学校学区の弘明寺町と日枝小学校学区の新川町1丁目から3丁目、二葉町1丁目から3丁目にあるグリーンベルトの計1・2Kmが補修される予定です。

 今後も各校に設置されているスクールゾーン対策協議会などの要望を踏まえ、補修や整備を続けることが必要だと考えます。

耐震改修補助額拡充へ

 木造住宅の耐震化を加速させるため、市は17年度に限り、耐震改修補助額を30万円拡充することを決めました。これは国の規定に沿った措置です。

 現在、補助限度額は課税世帯が75万円、非課税世帯は115万円ですが、17年度は105万円、145万円にそれぞれ拡充されます。対象は市内全域で、17年4月以降に申請し、18年3月末までに工事に着手することが条件です。

 耐震性が低い木造住宅は市内に約10万戸あると推計され、南区も多く含まれます。現時点でも耐震診断は無料で受けられます。拡充策を利用し、耐震改修が進むことを期待します。

 私は今年も市民の安全のために全力を尽くし、粘り強く政策実現に取り組んでいきます。

公明党横浜市会議員団 仁田 まさとし

横浜市南区六ツ川4-1129

TEL:045-822-3410

http://www.nitta-m.jp/

南区版の意見広告・議会報告最新6

新たな総合計画の策定

2040年を見据え 県政報告

新たな総合計画の策定

県議会議員 きしべ 都

3月28日

調査を基に国へ強く要望を

帯状疱疹ワクチン定期接種化へ ニッタオンライン市政報告74

調査を基に国へ強く要望を

横浜市会議員 仁田(にった)まさとし

3月14日

八幡町に防災活動広場整備へ

まちの不燃化推進事業 市政報告

八幡町に防災活動広場整備へ

横浜市会議員 高田 しゅうへい

3月7日

「いのち輝くマグネット神奈川」の実現へ

来年度当初予算案を審議中 県政報告

「いのち輝くマグネット神奈川」の実現へ

県議会議員 きしべ 都

2月29日

企業立地支援で誇れる横浜に

本会議で質問 ニッタオンライン市政報告73

企業立地支援で誇れる横浜に

横浜市会議員 仁田(にった)まさとし

2月15日

全庁体制で被災地支援続々

能登半島地震 職員派遣など 県政報告

全庁体制で被災地支援続々

県議会議員 きしべ 都

1月25日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook