県政報告【4】 県民の声を県政・国へ 自民党 県議会議員 新堀 史明
県議会議員として2回目のお正月を迎えることができました。今年も県民のため、地元南区のため、より一層精進してまいります。
昨年は、自民党神奈川県議団において政務調査会副会長という役目を頂き、議会での代表質問、一般質問の調整や各種団体・企業・NPO・自治会などの請願・陳情の窓口を務めさせて頂きました。いかに税金の無駄遣いを無くし、少しでも県民生活のためになる予算編成を実現するか、与党という立場ではありますが、黒岩知事に対しても厳しい視点で質疑を行うための準備をする、あるいは教育・福祉・子育て・防災・交通安全など多方面にわたる請願・陳情を伺い、県民の声を県政や国に届けるべく、活動してまいりました。
ともに生きる社会
神奈川県において昨年の重大ニュースといえば、7月に「県立津久井やまゆり園」で起きたあの凄惨な事件が挙げられます。元職員の手によって引き起こされた殺傷事件は、障害がある多数の入園者の方々が犠牲となりました。
県と県議会は現在も、被害者の支援と施設の再生に向けて議論を重ねています。最も大切なのは、今回のような事件が二度と繰り返されないために何をしたらいいのか、ということだと思います。
昨年10月の議会で我々は「ともに生きる社会かながわ憲章」を全会一致で策定しました。障害者の方々へのあらゆる差別・偏見を排除し、安心して生活できる社会を県民総ぐるみで実現するための憲章です。皆様も是非、県のホームページをご覧いただき、ご理解・ご協力をお願い致します。
交通安全対策の充実
国の方針により今年3月から高齢運転者の免許制度が変わります。75歳以上の運転者は、以前に比べ免許証の交付条件が厳しくなります。
全国的にも高齢ドライバーによる事故が多発している中、昨年10月には隣接する港南区で高齢運転者によって通学中の小学生が犠牲となる大変痛ましい事故が発生しました。こうした事故を防ぐためには、高齢運転者の免許制度の対応も重要ですが、通学路周辺の交通規制の見直しも大切です。この事故を受けて、私は防災警察常任委員会の委員として県警察と協議をし、今回事故のあった小学校周辺の交通規制の見直しを要望しました。
交通事故から県民を、特に将来のある子どもたちを守ることは、私たち大人の使命です。今後も交通量が多い小学校周辺の通学路の交通規制の見直しを進めていきます。他にも区役所前の交差点や井土ヶ谷駅前の信号など、少しずつですが、区民にとってより便利で安全な街づくりが進んでいきます。
地域経済の活性化
ラグビーワールドカップまで2年、東京五輪・パラリンピックまで3年となりました。こうしたビッグイベントの開催は、地域経済活性化のチャンスです。
私の地元、弘明寺商店街はこの冬、区役所と共同で2年連続で「冬の桜イルミネーション」を実施。これが県の「地域商業ブランドを確立する取組を行う事業」に選定されました。こうした取り組みを地域と行政が連携して行うことで、将来のビッグイベント開催時に地域の活性化の可能性が広がると思います。
今年も引き続き、区内の各地区で地域の活性化につながるイベントが開催できるよう頑張ります。
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