市政報告 大岡川流域の浸水対策 立憲民主党 横浜市会議員 いとう 純一
昨年7月の西日本豪雨では、長時間にわたって広域的に降雨が継続し、大規模な浸水により西日本の広い範囲で人的な被害が出るとともに、水に浸かった家屋の被害、広範囲にわたる長時間の断水などが生じました。
近年、気候変動の影響と思われる豪雨災害は、日本でいつ、どこで発生するか分からない身近な危険と感じており、本市においてもより一層の浸水対策を進めていく必要があると感じています。
現在開催中の予算特別委員会で、会派を代表して環境創造局の浸水対策について質問しました。
南区は丘陵地に降った雨が大岡川に集中し、古くから浸水被害に悩まされてきましたが、雨水幹線等の整備が進められ、現在も蒔田公園を使用して大岡川右岸雨水幹線の工事が行われています。上大岡駅から蒔田公園の間の地盤の低い地域における浸水対策で、流域に降った雨のうち約4万トンを一時的に貯留する機能を持たせることで、1時間約60ミリの降雨に対応できるようになります。
この事業は大規模であるため、工事の長期化が見込まれますが、地域の治水安全度を高めるため、一日も早い事業全体の完成を要望しました。
引き続き、命を守る取り組みを推進します。
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