県立高校の前・後期入試 県政報告 現中2生から一本化へ 神奈川県議会議員民主党・かながわクラブきしべ 都
県教委は7月、9年ぶりに公立高校の入試制度を見直す「入学者選抜制度改善方針」を発表しました。
主な改善点は、まず、前期・後期選抜の一本化です。全日制・定時制・通信制、すべての課程の入試を2月中旬に予定しています。これにより、今まで年明けから長期に渡っていた公立高校の入試期間が短縮され、中学3年生の学習期間が保障されるようになります。
次に全日制はすべての高校で共通の検査(5教科の学力検査と面接)とし、自己の特性や長所などを自ら記載した作文を面接資料として提出します。独自問題による学力検査はなくなりますが、各校の特色に応じて、実技や自己表現といった検査の実施も可能です。
また、募集定員の20%は一本化した時期とは別に、定時制・通信制の分割選抜が設定され「働きながら学ぶ」など、さまざまな事情を持つ人へ公立高校で学ぶ機会が保障されました。
選考の資料が調査書(内申書)、共通の検査、面接の3つになり、その配分比率は各高校に任されます。
先日行われた設置者会議で来春の公立高校の定員枠が120名拡大されましたが、これからも希望するすべての子どもが高校進学を実現できるように取り組んでいきます。
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