県政のひろば 情報と社会インフラ 県議会議員自由民主党三橋 まさお
携帯、パソコンなど、現在は情報にアクセスするためのツールが多くあります。しかし、災害時に携帯がつながらず、心配をした方も多いはずです。誰かがメンテナンスをしているからこそ、情報にアクセスできる。便利さは多くの方の仕事や環境に裏打ちされていることを実感します。
県や市の公共のサービスも同じではないでしょうか。社会のインフラは誰かがメンテナンスし、使いたいと思う人がいるからこそ、提供しなければならないものだと考えています。
6月の神奈川県議会では、県立高校に災害時でも連絡ができる携帯メールシステムの導入を可決し、既に配備されています。さらに、9月の県議会では県の衛星携帯電話導入についても審議しています。
神奈川県は災害に無縁な地域ではありません。被害が発生した後に「想定外だった」というだけでは危機管理を議論する必要はありません。全ての災害を想定内に抑えることが県の役割だと考えます。
神奈川は立地にすぐれ、人や情報などあらゆるものの流れの重要な拠点です。震災から半年が過ぎ、先日は台風が襲いました。もう一度、震災情報など確認してみてはいかがでしょう。
しかし、南区に住む者として、情報を得る貴重な場所である「図書館」は身近な存在ではありません。教養を身に付けるための情報に触れる機会がばらばらで良いのか―。ここでも市と県と国の役割を再度、確認しなければなりません。
連絡先 info@3hashi.jp
神奈川県議会議員 三橋 まさお
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