市政報告 トリエンナーレ開催中 民進党 横浜市会議員 いとう 純一
ヨコハマトリエンナーレは、3年に1度開催される現代アートの国際展です。
今回のタイトルは「島と星座とガラパゴス」。私は、初めて聞いた時は、催しのイメージが全く湧きませんでしたが、会場に足を運んでみて、ようやくこのタイトルに込められた奥深さを実感しました。
世界はグローバル化が急速に進む一方で、紛争や難民・移民の問題、英国のEU離脱などで大きく揺れています。タイトルの「島」「星座」「ガラパゴス」は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードとなっており、3つの会場では相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況を考える作品が展示されています。
メイン会場の横浜美術館では、ジョコ・アヴィアント氏がしめ縄から発想して約1500本もの竹を独自の手法で編み上げたダイナミックな作品が展示されています。作品の下をくぐり、見上げて鑑賞すると圧巻の迫力です。また、赤レンガ倉庫1号館や普段入ることのできない開港記念会館の地下でも横浜の歴史を感じながら作品鑑賞を楽しむことができます。
世界のいまを考える約40組のアーティストによる作品展は、11月5日までの開催(第2・4木曜日休場)です。芸術の秋、是非ともこの機会に現代アートに触れてみてください。
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