ビデオ対談 商店街の今と未来を支援 その2 横浜市会議員 ゆさ 大輔
新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けている商店街。前回の弘明寺商店街に続き、今回は横浜橋通商店街協同組合の理事長を務める「高橋薬局」の高橋一成さんにビデオミーティングアプリを使ってお話を伺いました。
商店街では2月から役員の方が中心になって通路の消毒を行うなど、早くから感染症対策を進めてきました。薬剤師でもある高橋さんは「お客様に安心してお買い物をしていただけるには何をしたら良いかを考えた結果です」と説明されました。取り組みの結果、店舗から感染者が出ていないのはもちろんのこと「まちを守ってくれて嬉しい」と買物客や地域の方から声を掛けられることが多いそうです。
高橋さんは現在の状況を「大変だけど、前向きに考えたいです」と言います。高齢者の買物客に対応するため、足を運ばなくても必要な物が揃う配達サービスの導入を検討しており、「お客様の顔が見える関係だからこそ、品物を届けたいです」。こうした商店街の新しいチャレンジを市が支援する仕組みが必要と考え、制度化を目指しています。
商店街周辺は多国籍化が進み、その特長を活かして、昨年のラグビーW杯ではニュージーランドを商店街全体で応援し、イベントを行うなどしました。「状況が落ち着けば、訪日観光客にも多く来てほしいです。そのためにWi─Fiも整備しました」と新しい商店街の姿を見据えています。
世代を問わず参加できるビデオ対談も活用しながら、皆さんのご意見を伺っています。次回は生活に欠かせないごみ処理業務にあたる方の声をご紹介する予定です。
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