市政報告 東日本大震災から10年 市会議員 ゆさ 大輔
東日本大震災から10年が経過しました。
10年前の3・11は、1カ月後の市会議員選挙に初挑戦する、ラストスパートの時期でした。祖父の故郷が宮城ということもあり、初当選以降、少しでも長く後方支援させていただくため、また、震災復興と地域活性の一助になれば…という思いで、「ゆさ祭り」などのイベントでお預かりした義援金を被災地へ直接お届けしてきました。
最初は「ゆさって、誰?」という状態だった東北の方々とも時間の経過とともに信頼関係という絆で結ばれました。貴重な出会いやご縁を、横浜の皆さんに橋渡しさせていただき、防災活動などを企画してくださいました。こうした活動は地元の皆様の尊いご支援、ご理解とご協力があったからこそです。
新型コロナウイルスの影響で約1年半、東北へ行くことができていません。この節目に被災地へ行かれず、複雑な感情で胸が締め付けられています。被災地の方と電話で話す中で「10年は大切な節目ではあるけれど、明日は必ず来るから今できることをやっていく」というお話を伺いました。
私は初当選以来、「すぐやるべきこと」「できること」「やりたいこと」を分けて取り組むということを言い続けてきました。その大切さを改めて被災地の方から教わった気がします。
震災後のあの匂い、目で見た衝撃の光景の数々、耳で聞いてきた辛い経験と未来への希望、足で踏み固めてきた土台の強さを加えて、これからも挑戦は続きます。
東北は復旧から復興の段階に移っています。緊急事態宣言下の横浜・神奈川は、まずはコロナ前の状態への復旧が目標で、復興はその後です。
ワクチン接種施設から
一方、新型コロナウイルスワクチンの接種は、高齢者施設などから順次開始します。現時点で、集団接種や病院などでの個別接種も含め、時期は未定です。詳細は市新型コロナウイルスワクチン接種コールセンターへお問い合わせください。
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