市政報告 28年度 予算審査の報告 横浜市会議員 いそべ圭太
「みなさまにとって一番身近で生活を支える」と言える予算が決まりました。一般会計の予算規模は1兆5143億円で前年度に比べて1・3%増のプラス予算。特別会計、公営企業会計を含めた全会計は2・4%減のマイナス予算です。
予算審査では、2月29日に都市整備局、3月23日には予算審査の締めくくりである総合審査を担当し、それぞれの質疑に臨みました。
都市整備局では、5テーマ20の質問や指摘、提言をし、「保土ケ谷駅東口のまちづくり」では、地域の要望や課題との向き合い方。そして区との連携のあり方について議論しました。また「羽沢駅周辺の交通インフラのあり方」では、自転車・バイク・自家用車で駅にアクセスする利用者への対応や駅の開業時・開業後の乗降客の見込み数など。加えてバス乗降場の規模の計画方法、将来の開発行為に伴うバス乗降場の不足対応なども議論しました。
総合審査では、13テーマ35の質問や指摘、提言をし、「横浜音祭り2016」では、各区で熱心な音楽活動をしている方々を取り込む必要性を提言したほか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けた横浜市の取り組みなどを議論しました。
「道路の不法占用対応」では、横浜駅西口の屋台、保土ケ谷区和田町の不法占用家屋の撤去に至るまでの取組みなどを議論しました。
いわゆる「ごみ屋敷問題」では、福祉的視点の重要性と共に、環境改善の重要性、対策をまとめ上げる強いリーダーシップの必要性などを提言しました。
「ダブルケア(育児と介護の同時進行)」では、地域での子育て支援や介護などの福祉政策に加え、テレワーク(在宅勤務など)による働き方の見直しやシェアリングエコノミー(お金、サービス等の交換・共有により成り立つ経済のしくみ)などの必要性。また、インターネットを通じた市民相互の情報交換による、ダブルケア当事者の家事・育児・介護をソーシャルビジネス(社会的課題を市場としてとらえ、持続可能な経済活動を通して問題解決に取り組む事業)として支援するなど、様々な分野で包括的に取り組む重要性を提言しました。
今後は、より一層施策の推進と財政の健全性の維持を両立させながら、市民のみなさまの生活の安全・安心と市内経済の活性化を図っていく必要があります。
質疑の詳細は、私のホームページに掲載しております。
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