白鵬女子高 "オリジナルまん"製作 中華街・公生和とコラボ
北寺尾の白鵬女子高等学校が、同校の新たなシンボルを作ろうと、横浜中華街の(株)公生和との共同で、オリジナルのまんじゅうを製作した。大きさやデザインに工夫をこらし、同校ならではの一品に仕上げた。
企画したのは同校生徒会。今年11月にカフェテリアを併設した新校舎が完成するのに合わせ、同校の新しいシンボルを作れないかという声から始まった。
そこで出されたアイデアがオリジナルのまんじゅう。同校の石見貴美教諭の実家が横浜中華街でフカヒレまんなどを売る(株)公生和だったことから、石見教諭を通じ同社に製作を依頼したところ快諾。コラボレーションが実現した。
デザインなどにこだわり
まんじゅうは肉まんとあんまんの2種。中華街で販売されているようなものより小さく、手のひらサイズにすることで、女子生徒にも食べやすくした。中央には同校の校章を簡略化したマークがあしらわれている。
「使っている皮は普段公生和で使うものとは違う。校章がきれいに印字されるのに一番適した皮の状態を研究した。白鵬でしか食べられないものを作りたかった」と製作に参加した公生和の上田承福さんは語る。
文化祭で初販売
まんじゅうは今月6日と7日に行われた文化祭で初めて販売された。両日のために生徒会は約500個を準備。1個100円で、売上げは東日本大震災で被災した宮城県の気仙沼女子高等学校に寄付する。
初日は販売開始直後に午前中分が売り切れるほどの人気ぶりだった。
説明会などで配布予定
今後は一般販売の予定はないが、学校説明会などで配布していくという。同校3年で生徒会長の井本眞子さんは、「女子校ということもあり学校周辺に住む地域の方にはいつも見守ってもらっているので、ゆくゆくは感謝をこめて近所の方へも配布できたら」と話していた。
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