JR鶴見駅東口 再整備工事始まる 歩道拡張しバス停集約
「CIAL鶴見」がオープンし、にぎわいを見せている鶴見駅東口。シークレイン建設など、東口周辺の再開発を進めてきた横浜市は、11月15日ごろから、駅前広場の再整備に着手する。バス乗り場の集約、歩行者空間の拡張などを進め、利便性と安全性の向上を目指す。完成は2014年の予定。
工事場所は、東口駅前広場の一部。シークレインの周囲はすでに整備を終えているため、タクシー乗り場やバスプールなどがある残りの部分について、これから工事を行う。
再整備の主な内容は、歩道の拡張とバス停の集約。 工事前約5mの道幅は、整備により8mほどまで広げる予定で、歩行者空間にゆとりができる。
また、歩道に位置しているバス停を中央のバスプールにまとめ、利用客の乗り降りを円滑にする。通行帯が一つしかなく、交錯していたバスやタクシー、一般車の通行も分離して、安全性を高める。その他、車道は舗装し、下水管や照明灯も新設する予定だ。
総事業費は約10億円。工事期間は2014年まで。年度毎に工程を3回に分ける。今年度分の工事は11月15日ごろから来年3月まで。駅ビル側と中央バスプールの一部の工事に着手する。
期間中乗り場が移設
市は、これまでに自治町内会など地域住民に、工事概要を説明してきた。工事期間中は、歩道や車道は一部狭め、バス停も一部移設するため、利用者からは混乱が起きないよう詳細の周知徹底を希望する声があがったという。
市担当者は、「バス停の移設は12月中旬と3月中旬が目標。時期などの詳細については事前にビラや現地の看板などで知らせていく」と話していた。
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