江ヶ崎町内会(黒川治宣会長)はあす7月18日(金)から20日(日)まで、「江ヶ崎サマーフェスティバル」を新鶴見公園で開催する。この祭りは、急激な人口増により「お互いに顔の見えない町」となりつつある江ヶ崎町を、ふれあいのコミュニティに変えようと、同町会が6年前から実施している。
背景に人口急増
江ヶ崎町は相次ぐマンション建設により、近年人口が急増している。鶴見区町別人口では6月30日現在で6769人と、平安町に次いで区内2位。ここ15年で3倍に膨れ上がった。
「お互いに顔の見えない町になってしまった」と黒川会長は町の課題を分析。これまで江ヶ崎八幡神社で抽選会を行うなど、町会でコミュニティ作りに励んでいたが、いよいよ会場に人が入りきらなくなってしまい、やめることに。そこで、「新たに人が集まる場所が必要」と考えた黒川会長は、6年前にこのサマーフェスティバルを考案した。
取り組みは成功。年々来場者は増え、昨年は地域住民らおよそ5千人が集った。
納涼踊りや抽選会も
フェス初日となるあす18日は、午後7時から納涼踊りを開催。輪になって来場者みんなで踊ることができる。19日は正午から、町会によってカレーライスが無料でふるまわれる。最終日の20日は午後5時15分からステージで出し物も。新鶴見小学校児童によるたる太鼓や、町内有志のフラダンスなどが披露された後、午後6時から7時まで抽選会が予定されている。
黒川会長は「人が一カ所に集まることで、顔見知りになってふれあうことができる。つながりが広がっていけば」と、顔の見える町となるべく意気込んでいる。
フェスに関する問合せは黒川会長【電話】045・584・5458へ。
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