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鶴見小紅谷さん 医療用ウィッグに「髪」寄付 病児ら支援

社会

掲載号:2018年3月22日号

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切った髪を持つ紅谷さん(右)と岩本さん
切った髪を持つ紅谷さん(右)と岩本さん

 鶴見小学校6年生の紅谷梓早さんが3月14日、ベル・ジュバンス サロン ヨシミ=潮田町=で6年間伸ばし続けた髪を切り、その髪を病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子どもたちに届ける「ヘアドネーション」の活動を行った。

 ヘアドネーションとは、頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子どもたちに医療用ウィッグのもととなる毛髪を間接的に提供すること。

 当日、紅谷さんは小学1年生から伸ばしたロングヘアーをカットし、約47cmを寄付。「スッキリした。自分の活動で、ヘアドネーションが広まって、ウィッグを作るための髪が集まればいい」と笑顔を見せた。

 紅谷さんがヘアドネーションの活動を知ったきっかけはテレビの特集だった。祖母が癌で、ナイロン製のウィッグを付けていこともあり、活動に対しての関心は高かった。

 フラダンスを習っていたため、髪を伸ばしていた紅谷さんだが、中学に上がると同時に、フラダンスを卒業し、髪を切ることにした。その時に、「自分の髪の毛が役に立つのであれば」と寄付を決めた。

 紅谷さんはこうした思いを昨年の6月に行われた「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で発表。区の代表に選ばれ、市の大会にも出場した。

 紅谷さんのスピーチをきっかけに活動は同級生らにも波及。募金活動や、活動を知ってもらうための新聞を発行し、図書館に飾ってもらうなど、活動は学校内外に広まっていった。

偶然の出会い

 ヘアドネーションのサービスが受けられる賛同サロンが区内にないことを知った鶴見小の教諭は、元教え子の同サロン岩本華さんに相談。

 岩本さんは偶然にも自分の髪でヘアドネーションを行っていたため、カットの申し出を快く引き受けた。岩本さんの娘は4歳の頃、病気で入院しており、同じ病棟の子がウィッグを付けていたことで、活動を知った。

 岩本さんは「娘は病気が治ったから、恩返しの気持があった。活動を知らない人はまだ多いので、広まると良い」と話した。
 

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