白鵬女子高等学校=北寺尾=の陸上競技部が、12月23日に京都市で開かれる全国高等学校駅伝競走大会(都大路)に出場する。チームは現在、本番に向けた最終調整中。「雰囲気は上がっている。目ざすは優勝」と部員らは士気を高めている。
同校の全国大会出場は、2年連続12回目。出場権をかけた11月の県大会(5区間21・0975Km)では、1時間9分58秒でタスキをつなぎ、みごと頂点に立った。
30回の記念大会となる女子全国。都道府県大会の優勝校に加え、各地区の上位11校も出場する。
一丸でつかんだ切符
「玲美先輩を都大路へ連れていく」。それがチームの合言葉だったと明かすのは、県大会で3区を務めた夏川茂子さん(1年)。
唯一の3年生でチームのエースでもある吉村玲美さんは、下級生の思いに触れ、「伝わってくることが力になったし、うれしい」と笑顔を見せる。
昨年の全国を経験したのは吉村さんのみ。「小粒なメンバー」と、顧問の佐野純教諭が評するチームでつかんだ都大路への切符。「エースを支える」と、「私が連れて行く」という気持ちが一丸となった結果だった。
目ざすは優勝
昨年は控えで、「生で見る選手たちは輝いていた」と振り返るのは、小谷真波さん(2年)。「雰囲気に飲まれず、練習の成果を出し切る」と初の全国に気合十分。
1区を任される予定の吉村さんは、「みんな初の舞台で緊張すると思う。私が良い走りでつなぎたい」と意気込む。
「やってきたことを出してほしい」と普段通りを期待する佐野教諭。それに応える選手らが掲げる目標は、「優勝」だ。
前年の20位からの躍進をメンバー一丸で成し遂げる。
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