京急鶴見駅すぐの鶴見銀座商店街(岡野誠一理事長)が、平成最後となる4月の商店街イベントの中で、10年後の自分に手紙を書くタイムカプセル企画を行う。封印先は、りそな銀行鶴見支店の貸金庫で、現在、専用用紙を配布中。「地域の思い出に残れば」と関係者らは話す。
貸金庫に封印
「平成のあなたから、10年後のあなたへの手紙」と題した同企画。A4サイズで手紙型にした専用用紙に、住所と氏名を書き、10年後の自分に向けたメッセージを添えて封印する。
鶴見銀座では、2001年から毎月1回、「つるぎんドット来〜い‼」というイベントを実施。現在の開催日は毎月最終土曜日となっており、カプセルは平成最後となる4月27日に封印し、10年後の2029年4月28日に開封する予定だ。
きっかけは同商店街の文具店・(株)マルハチの八木幹雄社長と、りそな銀行鶴見支店スタッフとの雑談から出たアイデア。「平成最後」というキーワードから、タイムカプセルにいたったという。
そして、同支店協力のもと、貸金庫をタイムカプセルに見立てる企画が実現した。
商店街の賛助会員でもある同支店は、「地域社会とともに発展する」とする経営理念に沿い、一昨年前から商店街イベントに参加。毎月、相続関係の相談ブースや、模擬紙幣のつかみ取りゲームなどを行ってきたこともあり、今回の提案も地域貢献の一環として協力を買って出たという。
「ドット来い」で受付
専用用紙は、京急鶴見駅側の同商店街入り口にある、りそな銀行鶴見支店やナイス住まいの情報館住まいるCafe鶴見東=鶴見中央1の26の1=などで配布している。
受付は個人情報の関係から、3月30日と4月27日の商店街イベント本部のみ(27日は午前11時半まで)。誰でも参加可。封印式は27日午前11時半から同商店街で行われる。また、3月30日は鶴見警察署と合同の警察まつりが予定されている。鶴見銀座商店街【電話】045・501・5250。
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