まちの魅力の発信役を担う「鶴見コンシェルジュ」の養成講座が、5月9日から開講する。全12回の講座では、講義やまち歩きを実践。得た知識をさまざまな活動でいかしてもらい、魅力発信につなげていく。
講座は、鶴見区と包括連携協定を結ぶ横浜商科大学=東寺尾=が発案したもの。昨年始まった。
実施にあたっては、区と商大に加え、地域の魅力や歴史の知識を豊富に持つ、鶴見区文化協会、みどころガイドの会、歴史の会と連携。鶴見コンシェルジュ養成講座実行委員会を設立した。
鶴見の魅力の発見と、知識を活用しながら活動の輪を広げてもらうことなどが目的。将来的には、観光面の強化につなげていく狙いもある。
講義にまち歩きも
テーマは「鶴見の魅力の再発見」。これをもとに全12講座を編成した。
内容は鶴見区の誕生秘話から、寺尾城周辺のまち歩きや、鶴見川の治水の歴史、フランスで活躍した鶴見の庭師の話など、多彩な題材が並ぶ。また、市内で2番目に外国人が多いまちとして、外国人支援などを行う団体を招いたパネルディスカッションも組み込んでいる。
実行委員会は「魅力を知ってもらい、『伝える』ことのできる方々の輪を広げたい」と話す。
日程は5月9日〜8月1日まで週1回程度。社会人も参加しやすいようにと午後6時開始を多く設定している。会場は鶴見中央コミュニティハウスなど。受講は1回から可能。対象は高校生以上。各回定員先着40人。各開講日の3日前までに申込票を送付。参加費は鶴見区民1回5百円(その他は1千円)。12回一括申込みの場合は区民4500円(他9千円)。申し込み・問い合わせは、横浜商科大学教務課【電話】045・583・9062(祝日除く月曜〜金曜午前9時〜午後4時半)または商学部長・佐々さん【メール】sassa@shodai.ac.jp。
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