神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2020年8月13日 エリアトップへ

文化協会 豪雨被災・佐賀へ義援金 總持寺協力 マスク等物資も

社会

公開:2020年8月13日

  • LINE
  • hatena
支援物資を梱包する修行僧ら
支援物資を梱包する修行僧ら

 鶴見区文化協会(田中淳一会長)がこのほど、大本山總持寺協力のもと、7月豪雨の被災地の一つ佐賀県へ、区民らから集めた義援金約57万円と支援物資を送った。関係者らは「優しい心を頂いた」と謝意を示した。

 文化協会と總持寺は、毎年11月に実施している企画「つるみ夢ひろばin總持寺」で協力。今年は新型コロナウイルスの影響で中止が決定したが、豪雨被害への支援をという同会からの打診に總持寺側も賛同し、実現にいたった。

 募集にあたっては、總持寺が参道を提供。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、駅前など密になりやすい場所は避けた。7月21日から31日まで特設テントを設置。義援金のほか、新品のマスクやタオル、Tシャツなども受け付けた。

 同協会によると、11日間で集まったのは、義援金57万1577円、マスク5481枚、タオル598枚、Tシャツ58枚。このほか、總持寺からマスク1200枚、Tシャツ120枚が提供された。

 500人近くに上ったという寄付者。中には学校帰りの小学生や、マスク4000枚を持参した人、受付時間に間に合わないとして時間外に物資を置いていく人などもいたとし、同協会の齋藤美枝さんは「優しい心に出会った11日間だった」と喜んだ。

現地寺院からSOS

 寄付先は、佐賀県武雄市にある「おもやいボランティアセンター」。この間、曹洞宗の縁で、佐賀県鹿島市の寿福院から支援協力の依頼が總持寺に入ったことから、支援先に決定。7月28日までの物資を1回目、残りを2回目として送った。

 總持寺副監院の山口正章老師は、「豪雨被害に心を痛めていた方はもちろん、今年は花火や夢ひろばが中止となる中、その分で寄付して頂けたのではないか」と話し、感謝を述べた。

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook