鶴見区内の子育て情報を盛り込む地図「つるみままっぷ」の改訂版がこのほど完成し、2021年の新バージョンが配架された。今回は一部情報のWEB化や使用方法を例示した取扱説明書なども作成。より活用して楽しんでもらえるように工夫した。
つるみままっぷは、子育て中の母親らにより、2009年から発行が続く地図。実際に歩いて探した生の情報を盛り込み、鶴見区の新生児訪問事業にも使われている。
これまで地域ごとに人を集めて実施してきた情報収集は、コロナ禍のため手法を変更。すでに開かれている子育て支援の場などに出向き集めた。
掲載情報は、密を避ける視点から外に着目。散歩で通る道の花壇などを掲載した。
コロナを受けて加速させたいとしていたWEB化についても、製作するNPO法人つるみままっぷが運営するサイト「こそだてつるみる」に情報を載せるなどして対応。「最新情報をスマホで得られる。コロナで刻々と変わる開館閉館や時間などをアップしていきたい」と話す。
寄付の目標達成
今回、「より活用してもらいたい」という願いから、取扱説明書も作成。漫画でわかりやすく解説し、地図にはさむ形で届ける。「ままっぷを使い子育てを楽しんでほしい」と同法人。
また、改訂にあたり印刷代などとして毎年集めている寄付が、4年目にして初めて目標を超えたことに触れ、「66件、目標の50万円を達成できた。コロナ禍で厳しい社会状況の中の協力に感謝したい」と謝意を示した。今後は他言語版も含め、WEB化していきたいとしている。
6千部を発行。区役所のほか、区内2カ所の地域子育て支援拠点、3カ所ある親と子のつどいの広場などに置かれる。
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