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3月14日
白幡公園や寺尾小学校周辺の自治会、団体がコロナ禍でも子どもたちが楽しめるものをと、工夫して企画などを考えている。3月27日から4月4日までは初となる謎解きイベントを実施。期間中は350人以上が参加し、盛況となった。
様々な団体が協力
企画は、東寺尾第一、二、三、南部明朗などの周辺自治会や寺尾小学校おやじの会、白幡神社奉賛会などからなる「おいでよ白幡の森実行委員会」が主催。
コロナ禍で活動が制限されている子どもたちが楽しめるものをと、昨年から密を避けながら実施できるよう工夫し、きもだめしやハロウィーンといったイベントを行ってきた。
今回は学校の春休みに合わせ、8日間にわたり初となる謎解き企画を実施した。周知は掲示板や回覧板、子ども会の連絡網などで行った。
白幡神社は毎月行っていたカレーのふるまいなど地域向けのイベントが中止になっていることもあり、神社で何かできることをと場所の提供を積極的に提案。横浜東寺尾一郵便局も景品の提供で力を貸すなど、地域が協力しながら進めてきた。
遊んで歴史学ぶ
参加者は、配布されたクイズの書かれたマップを見ながら、白幡の森を歩いて答えを捜索。全ての謎を解き、期間中の土日に白幡神社へ行くと、お菓子などの賞品をもらうことができた。
クイズは、寺尾城の殿様である諏訪馬之助や、宝蔵院で作られた天然氷にまつわるものなど、全て地域の歴史などから出題。クイズを通して、地元のことがわかるように考案した。
4月3日には、親子連れの姿が多く見えた。なかなか答えを見つけられず、実行委員会にヒントをもらう子どもたちもいた。「問題はすぐに分かった」と歴史に詳しい子どももいた。
小学1年生の子どもと参加した東寺尾に住む母親は「子どもが家でゲームばっかりだから、こういったイベントがあると外に出る機会になって有難い」と喜んだ。
実行委員会は、「神社のお祭りなどが中止になる中、地域への関心が離れないようにという思いもあった。コロナ禍でイベント自粛が続く間は継続していく方向」とし、すでにゴールデンウィークの企画案も出ているという。
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