白鵬女子高等学校のテニス部に所属する西飛奈さんと、内島舞子さん(ともに3年)がこのほど、長野県松本市で行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の女子ダブルスで優勝し、日本一に輝いた。
テニスの全国大会は、8月2日〜4日に団体、5日〜8日に個人の部が行われた。
全国から64組が集まった女子ダブルス。西さん・内島さんペアは、3回戦目で相手にマッチポイントを2本とられるなど、苦戦する場面もあったが、順調に勝ち進み、迎えた決勝では浦和麗明=埼玉=と対戦。
内島さんは「リードしては追いつかれて焦ったが、強気なプレーを意識した」と振り返る。一進一退の厳しい戦いを制し、見事優勝を飾った。
一昨年には、いきなりインターハイベスト4に踊り出た同ペア。これからという時にコロナ禍になり、昨年は大会が中止になった。
「昨年、出られなかった分、高校最後の今回にかける思いは強かった。絶対に優勝したいという気持ちで臨んだので、本当に嬉しい」と笑顔がはじけた。
息の合ったプレー
同じスクールに通っていたこともあり、小学生の頃からペアを組んでいる二人。内島さんが前方で動き、西さんが後ろでベースを作る。息のあったプレーは長年培った賜物だ。
緊張しやすいという西さんは、「自分はぎりぎりの場面で引きそうになるが、内島は強気なプレーをしているから助けられている」と相方への敬意を見せる。
高校卒業後も、テニスを続けたいという二人。後輩たちに向け、「団体はベスト16という悔しい結果だった。日々の練習を重ねて、優勝を目指してほしい」とエールを送った。
総体、全日本ジュニア出場橘学苑・原田さん
高校総体テニス・シングルスに出場を果たした橘学苑高校硬式テニス部の原田悠仁さん(3年)は、初出場で2回戦に進出。初戦敗退となったが、全日本ジュニアテニス選手権にも初めて出場するなど、一カ月間に2度の全国を戦う活躍ぶりを見せた。
次はインカレ
小学校2年生からテニスを始めた原田さん。4年生のときからジュニアの大会に出始め、常に上を目指してきたという。
一つの目標だったという高校全国の舞台。インターハイは県予選3位で通過し、全日本ジュニアは関東ベスト4の成績で勝ち取った。
サーブを中心にフォアで攻撃していくのが得意のスタイルだったが、「どちらの大会も緊張していいプレーができなかった」と悔やむ。
ほろ苦い全国デビューとなったが、大学でもテニスを続けるとし、「次はインカレ(全日本学生選手権)を目標にする」と話した。
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