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鶴見区版 公開:2023年3月9日 エリアトップへ

鶴見小6年1組 卒業後も鶴見川の活動を 行政や地元企業らと会議

コミュニティ教育

公開:2023年3月9日

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意見を出し合う参加者ら=ナイス(株)提供
意見を出し合う参加者ら=ナイス(株)提供

 「持続可能な鶴見川」を目指して活動してきた鶴見小学校6年1組の児童が2月24日、卒業後も活動を継続できるよう横浜市や地元企業、商店街らと話し合う円卓トークを行った。市によると、児童が企業らと協力し、2年間の長きにわたり活動するのは市内でも稀だという。参加者らは「鶴見STGsラボ」を立ち上げ、今後の活動継続を語り合った。

 児童たちは5年生から総合の学習で持続可能な鶴見川を目指して活動を続けてきた。地元企業・団体らと協力した清掃活動などのほか、鶴見川の魅力を広く知ってもらおうと自分たちで捕まえた川の生き物を展示する企画、鶴見川水族館「ツルスイ」を区内各地で行ってきた。

 円卓トークに参加したのは、児童や横浜市に加え、ナイス(株)や鶴見銀座商店街、鶴見川流域ネットワーキングら。テーマは、児童たちが同校を卒業した後にどうやってこの活動を持続していくかについて。「今後も活動を続けたい」と願う児童たちが、せっかく広がった地元との協力関係を維持したいと、各団体らに声を掛けて円卓トークが実現した。

 会議では、これまでの活動を振り返り、各団体が児童の活動を高く評価。「今後も一緒に続けていけたら」と希望するとともに、活動を持続するためにも「楽しむ」ことの大切さを確認した。児童からは今後の目標として「より多くの人に川での清掃や生き物採集に参加してもらい、体感してもらうことが大切」などの意見が出された。

 卒業後はこれまでのように集まることは難しくなるが、まずは年1回、毎年3月にイベントを開催することを決めた。また、「鶴見STGsラボ」を立ち上げ、同組の児童だけでなく、他の児童や他団体らも参加しやすい仕組みも作った。担任の早川洋一教諭は「次の学年にバトンを渡すのではなく、自分たちで持続していきたいという思いが素晴らしい。この2年間で多くの人に出会い、様々な体験を通じて一人ひとりが大きく成長してくれた」と語った。

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